給食・食育
給食と週3回のおやつは園内の給食室で手作り。
おいしくて楽しい給食の時間が、
豊かな心とからだを育みます。
「食育」にも積極的に取り組んでいます。
安心でおいしい
献立・調理
乳幼児期は味覚が形成される大切な時期です。栄養や旬の味わいへの配慮はもちろん、給食が楽しみな子どもたちのために、温かくておいしい食事を用意しています。
- 管理栄養士による献立のもと、専門業者が責任をもって園内調理しています。
- 新鮮な食材を選んでいます。
- 和食中心・薄味です。
- 既製の加工品は一切使わず、すべて手作りしています。
- 給食のタイミングに合わせて、各保育室でご飯を炊き上げています。
- 給食室から各保育室近くまではエレベーターを使って運ぶため、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま食べられるようにしています。
自分から食べたくなる
ような工夫を
子どもが食に対して意欲的になれるように、食べる楽しみや達成感を大切にしています。
離乳食(後期)
手づかみしやすい野菜スティック
手づかみ食いは自分で食べたいという気持ちの表れ。手に持ちやすい大きさのスティック野菜が定番です。また、彩りよいメニューを心がけています。
完了食~幼児食
完食しやすい食事量
保育者が子どもの体調や食欲に気を配り、一人ひとりが食べられそうな量を確認して子どもの目の前でよそいます。一律に決められた量だと食が細い子は残してしまいがちですが、適正な量を完食する成功体験を積み重ねることにより、食に対して意欲的になれて、食べる量を次第に増やしていくことができます。
食べやすい食器
お皿は磁器食器のワイズ「ホワイトシリーズ」を使用。内側が軽く湾曲しているのでスプーンできれいにすくい取ることができます。また、「ののじUDソフトスプーン」は乳幼児にも持ちやすく、ちょうど良い分量を口に運ぶことができます。
※0・1 歳児のみ使用。
週3回、園内調理の
手作りおやつ
「蒸しケーキ」「ババロア」など子どもが喜ぶメニューや、「かるかん」「五平餅」「雑穀おにぎり」のような小麦・卵アレルギーの子も食べられるメニュー、「かぼちゃ」「さつまいも」「じゃがいも」を焼いた素朴なおやつも人気です。朝のおやつでは、果物や園内菜園で収穫した野菜も食べています。
食物アレルギー対応
離乳食期は卵・乳製品を使わない調理をしています。 卵、乳、小麦、そばなどのアレルギー食は、除去・代替対応をしています。コンタミネーション(混入)のないよう、調理や盛り付けには細心の注意を払っています。 対応が必要な方は入園前にご相談ください。
代表的な食育の取り組み
生活に根ざした楽しい食育
園庭菜園での活動、実物の食材を使った五感への刺激、季節感のあるメニュー、食事準備や片付け活動などを通じて、食に対する関心と意欲を伸ばしていきます。
園庭の畑種まきから収穫まで
園庭の畑で、夏はきゅうり、トマト、オクラ、いんげんまめ、とうもろこし、冬はブロッコリー、青菜、サニーレタス、大根などを育てています。水やりや収穫も子どもたちがします。自分たちが育てた野菜が給食やおやつに出るとみんな大喜び!
朝のおやつ(野菜や果物など)
園庭の畑で栽培した野菜などを自分たちで洗って、目の前でカットしてもらい、色や香りを感じながら食べます。朝のおやつは子どもたちが大好きな時間。エプロンを着けて準備をするときの嬉しそうな顔は本当に可愛いです。
ふりかけ作り
ごま、鰹節、いりこなどをすりこぎで上手にすり、ごはんにかけて食べます。「今日のふりかけは○○ちゃんが作ってくれたよ」と保育者が説明すると、「ありがとう!」と自然に声が上がります。誰かの役に立つ体験は自己肯定感の向上につながります。
配膳と片付け
給食の配膳は希望児が、片付けはすべての子が行います。ランチョンマットの線に合わせて食器を置いたり、お茶を注いだり、タオルを洗ったり、食べ残しを集めてゴミ箱に入れたり。食べるために必要な物事を理解することで食が身近になります。
炊飯器クッキング
各保育室で炊き込みご飯を作ります。豆、とうもろこし、きのこ、さつまいもなど、旬の食材を調理する様子を、みんな目を輝かせて見ています。炊きたてご飯はふっくらしていて本当においしいです。
ジュース作り
季節の果物を自分たちで絞ってジュースにします。食材を見て、触って、嗅いで、味わって、「おいしい!」「すっぱい!」と楽しそう。本物はやっぱり良いですね。
きのこ栽培
各保育室でしいたけ、えりんぎ、なめこ、えのきだけなどを栽培しています。毎日霧吹きをして育てたきのこを子どもたちの目の前でカット。給食室に持って行き調理してもらいます。
干し柿
秋になると渋柿の皮を剥いて干し柿を作ります。園内に干しているのを見上げては、「もう食べられる?」「はやく食べたい~」と大人気です。
言語と食育
季節の野菜や果物を見て触る食育の時間はみんな興味津々。絵カードと照らし合わせたり、お話を聞いたりしてから、いざ実食。本物の食材に触れる機会を積極的に設けています。
季節を感じる行事食
「こどもの日」「七夕」「お月見「クリスマス」「ひな祭り」など、月に一度、季節のメニューを用意しています。